bulletリペアの標準技法
  1. ファイティンヘアソープ にてシャンプー、タオルドライ
  2. PPTプロをスプレーした後、ヘアウォーターをスプレーする  損傷部分はPU-トリートメントを塗布
  3. ネープ5pをラッピングし、根元2〜3pを残し1液を全体に塗布 (根元部に多目、毛先少な目)
  4. ラップで全体をラッピングし天頂部分に空間を作る
  5. 約10〜15分間、自然放置
      損傷の度合によってタイムが違います、ダメージ毛で10分、普通毛で15分が目安
  6. 軟化状態(3〜5本を引張り伸びるか)をチェック、軟化不足なら再度ラップして5〜10分追加する
      毛髪が乾燥ぎみならヘアーウォーターをスプレーする
  7. 充分に軟化したら、ネープ部と根元部に1剤を塗布し上記時間の半分の時間を置く
  8. 中間水洗は、シャワー弱圧、低温で軽く洗い流し、ヘアソープにて軽くシャンプー、タオルドライ
  9. PPTプロ原液を全体にスプレーしドライヤーで乾かす 80%  (損傷箇所は95%乾かす)
  10. アイロンプレス 180℃で根元よりプレス スライスは薄目で、引張らず、プレス圧力を重視
  11. アシッド酸リンスを全体にスプレー
  12. 根元3〜5pを残し2剤を全体に塗布し、10分自然放置
  13. 弱圧・低温で水洗し、リンス。ダメージ毛はPUトリートメントで仕上げ
  14. ヘアーエッセンスをスプレーし、全体をドライヤーでよく乾かす(ブラシなし)
  15. アイロンでプレスし仕上げ

写真付で行程を見たい人はここをクリックして下さい ←東京のHAIR Studio WITHさんが作成してます

 

bullet剛毛、撥水毛など薬液の浸透が困難な毛髪について
  1. ファイティンヘアソープ にてシャンプー、タオルドライ
  2. 1液塗布前に十分な水分補給が必要です、「PUトリートメント+ヘアウォーター希釈液」をスプレー
       全体に塗布しスチーマーで10分加温する
  3. ネープ5pをラッピングし、根元2pを残し1剤をたっぷりめに塗布する
  4. ラップで全体をラッピングし天頂部分に空間を作る
  5. 約15〜20分間放置しますが、空調などで室温が低い(25度以下)場合は、赤外線ランプ等で加温する
  6. 軟化状態(3〜5本を引張り伸びるか)をチェック、軟化不足なら、再度ラップして5〜10分追加する
                           再チェック、軟化不足なら、薬液を全体に再塗布し5〜20分追加する

      過膨潤(損傷)を避けるために、「チオグリの還元作用」を、約20分でストップさせる
      「ジチオの働き」で1液の軟化時間は再塗布して最高40分が限界です。
      充分に軟化しない場合
      いったん薬液を洗い流し、もう一度1液を塗布すると完全に軟化できます。
     
  7. ネープ部と、根元部分に薬液を塗布(地肌に付かぬよう細心注意)し上記の半分時間を追加する  
  8. 後は標準技法で処理

とにかく軟化させることが重要です
ここでのミス(軟化不足)は取返しできません

bluline.gif (221 バイト)

 

bullet損傷度数・前処理・時間・温度 (ファイテン・会社の指示により消去)
 
しかたなく消去しましたが、とても大切な事項です、お手持の資料を良く読んでください

手元に無い方はリペア講習会へ行ってください

   
 
                       
         
                       
         

※前処理で重損傷部(中間〜毛先)を調整し
       軽損傷部(根元〜中間)と同一になるようにし、軽損傷部の放置タイムを求める

※損傷度数5度以上の重損傷部分は、最初に1液を付けないで後付する

bullet1液放置タイムの目安   (ファイテン・会社の指示により消去)

         あくまでも目安であり、最初の1液放置タイムです

根元から、毛先まで損傷がない標準健康毛(バージンヘアー)の場合 1液タイム 20分
 
       
  ●標準毛  20分
●硬毛は  25分
●軟毛は  15分

軟化テストが良ければ、重損傷部・根元・ネープに1液を付けて
 上記の半分(3〜10分)をさらに追加・放置する

bullet全体的な注意
bulletぜったいに引張らない(ノンテンション)で行う。 コーミングは粗ぐしで
bullet薬液はぜったい地肌に付かないように、細心の注意を(断毛・折れ毛の原因)
bullet必要以上に髪をいじらない、損傷、リバウンドの原因になる
bullet中間シャンプーは泡立てるだけ、(軟化状態でもむとキューティクルの欠落、たんぱく質が流失)
bullet軟化チェックは厳重に、(軟化不十分だと伸びが悪くなる)
               (剛毛などは前処理で十分にスチームし髪を膨潤させる)
bulletリペアはアイロンプレスが大切、薄目(約1p)にスライスした方が結局早く、きれいにプレスできる

帰宅後、最低2日(48時間)はシャンプーを控えてもらう (完全に酸化・定着するよう)

 

 

完成度の高いリペアを目指して

技術交流 (理美容師用)

今までは、失敗談などによる消極的な対応でしたが
今度は、積極的に失敗・ミスを防ぐ事が出来るなら・・と考えました
些細なことを忘れていたり、注意を怠ったりしがち
そこでこのページが、お役に立てるのではと
このページを印刷されて、理美容室へ提出されても良いです・・・(不安な方)

 

「理美容師専用の掲示板」で交流・研究をしております
メールにてアドレスを通知しますのでお問い合わせください

(髪質の違いなどで、他にも色々な対処法があると思います、いっしょに研究しませんか?)

題名 内 容
前処理について ●前処理でPPT・P2を損傷部・生え際細毛にしっかり付けておく

健康毛・新生毛部分は、HWのみを塗布し、PPTやP2は付けない
 
1液の軟化チェックは? ●髪を(太)2〜3(細)本指に巻き付け、輪ゴム3本と同じ位の強さで引張り
  「ビヨーン」と伸びるぐらい(何カ所かチェックする)

●男性など、ショートの軟化チェックは、1〜2本ぐらいが判りやすい
 

他の縮毛矯正やホームカラーで損傷している所が、伸びが悪かったり、ぱさついて広がってしまうのですが ●根本・健康部のみに1液を塗布して根元の軟化チェック後
 毛先・損傷部に1剤をつけ3〜7分軟化させる

●あとはアイロン操作や温度設定(損傷部160〜130℃)に注意して
 PPTプロが効いてれば、かなりよくなるはず。
   

アイロン前の乾かし具合は? ●基本的には80%、ダメージ部分は95%乾かす

●アイロンを入れたとき、まったく蒸気が出ないのは乾かしすぎです
 硬毛や癖の強い人は水分多めにして
 普通毛は蒸気が出るぐらいでOKです
  

アイロンでアチチッ ●根元はプレス時に水蒸気が吹き出すので、開閉しながら根元へ入れる
 また、地肌との間にコームを入れると良い
 
アイロンはどれくらい入れる? ●くせの強いところは、水分が蒸発した後、白い煙が出ます
  根元の煙が出なくなるぐらいまでプレスします(毛先は別)
 
根元断毛を防ぐには? ●まずは、薬液が絶対に地肌(特につむじとわけ目付近)に付かないようにする

●2液はアイロンの熱酸化で、ある程度酸化は済んでいます(60%?)
 根元3〜5pぐらい残す気持で塗布すると良いでしょう
 (定着が不安な時は、うすーく慎重に根元側へのばす)
 

1回で伸びない髪もある。 ●他の縮毛矯正とはレベルの違う話ですが、リペアでも延びの悪い髪もあるようです
 やり直しもあるでしょうが、そんな髪もあることを認識してもらい
 髪に負担がかからないように、ムリをしないで次回で延ばしましょう
  
リペア後のマニキュアについて 1)リペア後P2トリートメントをしてPPTプロをたっぷりつける。
2)マニキュアを塗布して10分後、P2をつけてコームスルー。
3)モイスチャーシャンプー後、P2をする。

マニキュアで髪がきしむのは、すべてファイテンの製品を使っていないからでは?特にP2は大事です。他社の製品を使って結果が出ないと言う方が多いとか。
   
撥水毛の処理 剛毛・撥水系の髪は、シャンプー後根元をドライヤーで乾かし
ヘアーウォーターを塗布し、スチーマーで10分後、通常の行程で十分です。 超撥水毛は別
このときの加温は、乾熱はX 湿熱の方が結果がぜんぜん良いです

 

[リペア取扱サロン様] 

インターネットで「リペアのすばらしさ」を知られ、貴店様へ伺われました
初めてのリペアで、不安を感じておられる方もあるようです

 失敗や不注意による「リペア」の評判を損う恐れもあり、
リペアサロン雄志により、上記の事項をまとめさせていただきました。
 誠に恐縮ですが、今一度、ご確認下さいませ・・・迷惑先番・お許し下さいませ

なお、このページは http://www2.biglobe.ne.jp/~aiai-bns/repea/ で案内致しております
 
ご不審な点・苦情などございましたら
TEL(078-821-2020)  寒川まで

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